誤解されやすい心の病気|うつ病の症状は早めの対策で治せる【軽いうちに精神科を受診】

誤解されやすい心の病気

婦人

投薬と精神療法で治療

うつ病を発症すると何事もやる気が起きず、憂鬱な気分が続くといった症状があらわれます。また人に会うのがおっくうになり家に引きこもりがちになってしまうといった症状もあります。この病気を知らない人が見れば怠けているなどと誤解されることもあり、それが患者をさらに追い込んでしまうこともあるのです。また本人自身も病気に気がつかないことも多く、それがさらに病気の進行を早めてしまう結果になってしまいます。このようなことにならないようにうつ病に対する知識を持ち理解を深めておくことが大事です。うつ病は遺伝や性格なども発症に影響しますがもっとも大きな原因はストレスです。ストレスは家庭や職場、学校など様々な場所で生まれます。職場なら人間関係やリストラ、転勤などといったことがストレスの原因となっていきます。通常はなんとかそれを乗り越えていきますが、中にはそれを乗り越えることができずにうつ病を発症させてしまう人もいるのです。また結婚や出産といったうれしい出来事でもそれがストレスになってしまう場合もあります。真面目で仕事熱心で神経質な人がこの病気を発症しやすいという傾向にあるようです。しかしうつ病はきちんと治療をすれば必ず完治する病気です。うつ病を発症すると脳内の神経伝達物質のセロトニンとノルアドレナリンが減少してしまいます。セロトニンは不安感をなくす働きをする物質で減少するとイライラやしたり憂鬱な気分になってしまったりします。ノルアドレナリンが減少すると物事に対する興味や意欲をなくしてしまいます。そのため抗うつ剤を服用してこれらの働きを取り戻すことができます。抗うつ剤はSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)やSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)などが使われます。また症状に応じて抗不安薬や睡眠薬などが処方される場合もあります。抗うつ剤は続けることが大事で、最低でも半年程度は服用が必要となります。飲み始めてから早ければ2週間程度で効果があらわれる場合もあります。副作用はほとんどありませんが体質によって眠気やだるさなどが出る場合もあります。その場合は医師に相談し症状が改善しない場合は薬を変えたりして対処します。これは長期間服薬しても依存症になる心配はありません。そのほかにうつ病の治療としては認知行動療法や対人関係療法というカウンセリングを行います。認知行動療法は患者の物事に対する考え方を改善し前向きな性格になるよう指導します。対人関係療法は患者の人間関係を改善させて、それによりストレスをなくしていきます。

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