無理しがちな年代|うつ病の症状は早めの対策で治せる【軽いうちに精神科を受診】

無理しがちな年代

看護師

自覚したときには

うつ病の症状の代表格が抑うつです。それは今まで当たり前に出来ていたことが、いつの間にか出来なくなっていきます。たとえば、簡単な事務処理でのミスが増えたり、集中力や思考力がなくなったりすることで、人の話が全く頭に入らなくなってしまいます。加えて、それまでは嬉しいと感じていたことにも、心を動かされることがなくなり、いつまでたっても気分が晴れない状態が続くことが多いです。そして、このような気持ちの問題だけでなく、身体にも症状が出る人は少なくありません。典型的なのは肩こりで、肩から首にかけて筋肉がパンパンにはり、ひどい時には頭痛をもたらします。何をやっても激しい疲労感にさいなまれ、体調を崩してしまううつ病の人は非常に多いです。気分が冴えないことで体調不良につながるのか、またその逆であるのかは人それぞれですが、自覚できる症状があらわれるときには、心と身体の不調がワンセットでやってくるというのが特徴です。もちろん、体調は悪くないのに、なんだか気分が冴えないからといって、全てがうつ病ということではありませんが、早い段階で処置できれば回復も早いので、気になるようなら精神科や診療内を受診しカウンセリングを受けてみることも大事です。うつ病を多発しやすいのが、40代後半から50代後半のいわゆる中高年世代です。仕事や社会での責任が一層重くなるうえ、近年の社会構造の変化などにより、これまでの価値観が揺らぎ、将来への不安がうつ病の発症のきっかけとなることが増えています。また、この年代は、これまで社会人として生きてきた自信やプライドというものがあるので、自分でいろいろなことをコントロールできると考えている人がほとんどです。そのため、多少の体調不良は隠して無理しがちで、疲労やストレスが蓄積していきます。無理をしてでも仕事をしよう、責任を果たそうという気持ちが強いため、職場のことを勤務時間外に自宅で片付けようとすることもあります。それが休養するための時間を削ることにつながり、余計にうつ病を発症しやすくなるというのが実情です。こうしたことから、どちらかというと抑制症状よりも不安や焦りといった症状が出やすい傾向にあります。そして、周囲に隠し、医師の力を借りずに自力で克服しようとしがちなため、症状を悪化させてしまいがちです。このようなケースでは、休養が家庭では十分に取れない可能性があるので、ストレスケア病棟などで、休養目的の入院をすることも大事になってきます。

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